やすおかのポケモンなどブログ

ポケモンの記事を書くと見せかけていろんなゲームの記事を書いてます。ポケモンは対戦派ですが、一番重要なのは楽しむこと。まだ見ぬ未開の地を求めて

ポケモンUSUM|色違いカプ・テテフを世界大会予選の参加賞にするということ【ポケモンWCS2019】

ボクシングの世界タイトルマッチで、ゴングが鳴った瞬間にタオルが投げ込まれたら?

先日行われたポケモンWCS2019の予選、INC Nov での出来事である。

 

知っての通り、この大会では色違いカプ・テテフが参加賞として貰えた。あ、知らなかった人は残念だったね。

 

大変魅力的なポケモンで、参加賞にしては豪華すぎるくらいだね。私も大好きなポケモンだ。

さて、この超人気ポケモンの色違いを、世界大会の予選で配布する。

この意味を、ゲームフリークはよく考えたのだろうか?

 

 

初手即降参するトレーナーが大量に発生する異常事態

ここは世界大会の予選。真剣勝負の場であるはずだ。

 

禁止伝説を厳選してない人は、まあまだ分かる。シングルPTで参戦しているのもギリギリ許そう。

 

だが、初手降参だけはポケモンバトルへの冒涜である。

私もこういう人たちが少なくない数発生してしまった。私は43戦したが、5戦ほどやられた。

禁止伝説がいない人と対戦も、初手降参を含め10戦以上は確実にした。

 

初手降参を許していたらゲーム自体が崩壊してしまう。

そしてさらに異常なのは、これが世界を目指すための大事な予選である、ということだ。

 

問題は色テテフを景品にした運営サイド

だが、悪いのは初手降参をする本人ではない。

何故なら彼らはシングルのトレーナーか、コレクターかのどちらかだからだ。

むしろ、禁止伝説必須のダブルというハードルが高い大会に参加せざるを得なかった状況を、気の毒に思う。

彼らの目当ては色テテフであり、大会には全く興味が無いのだから。

 

こんな歪な大会にしてしまったのは間違いなく運営サイド、天才的なゲーフリだ。

彼らは世界大会をソーシャルゲームのイベントと同程度のものとしか考えなくなってしまった。

レアキャラを餌にすれば、参加者が増えるだろうと安易に考えた結果である。

確かに色テテフはマッチングしやすさに貢献した。だが、世界大会で初手降参のマッチを増やすことに、どんな意義があったのだろうか。

それとも、プレイヤーは皆真面目だから、禁伝をしっかり厳選して大会に臨んでくれるはずだ、と考えていたか。

 

どちらにせよ、ゲーフリは今回の大会についての目論見が失敗した。

同じ大会なのに、世界を目指すものと、豪華景品が欲しい「だけ」の人に分かれてしまった。(もちろんその中間層もいるが)

ゲーフリは世界大会の参加者を増やすことに成功した。同時に、世界大会の品位を下げることにも成功した。

 

トス行為(八百長)対策とも考えられるが

WCSのネット予選には、毎回トス行為(※)の噂が絶えない。

 

※仲間内、または自身のサブロムとマッチングし、八百長でレートを上げること。もちろん重大な不正行為。

 

明確な証拠はないものの、一部の不届き者達が八百長で本戦行きのチケットを盗んでいるらしい。

そして残念なことに、運営側はこの行為への確たる対策を見いだせていない。

ネットの匿名性ゆえ、不正の証拠を掴むのは難しい。

 

だが、不確実なトス対策として、参加者を増やすことが挙げられる。

トス行為は、人がいない深夜帯を狙って行われる。つまり参加者が多くなれば、身内同士でのマッチングがしづらくなるというわけだ。

そのためか、昨年と今年は外国人も参加できる大会を、予選の一部としている。

今回はさらに色テテフでトス対策を強化しよう、とゲーフリは考えたはずだ。

 

しかし結果、初手降参する人、勝ち目のないPTで参加する人ばかりが増えてしまったのだから、新たなトス要員を増やしたのと変わりない。

今回の参加賞は、明らかに愚策だった。

さすがYouTubeの動画が恐ろしい程つまらないゲーフリだった。

 

そして他のトス対策として、初手降参をトス行為とみなし、その対戦に参加した両名をランキングから除外、PGLもBANする、というものも考えられる。

おそらく、色テテフ目当てで初手降参してる人は、ここまで思いつかなかっただろう。トス行為のことも知らなかった可能性もある。

 

だが繰り返すが、そういう人達は全く悪くない。純粋な心の持ち主なのだ。

悪いのは、色テテフを配布することの意味を安易に考えた運営側、ゲーフリである。

 

これからのWCS予選

このまま行くと2月の大会では色カプ・ブルルが、5月の大会では色カプ・レヒレが配布されそうである。

 

どうも、夢の舞台であるはずの世界大会、WCSはゲーフリや任天堂にとって、さほど重要ではないようだ。所詮はアメリカが主体よ、程度に考えているのではないか。

それほどPRに力を入れていないし、スプラトゥーン甲子園のように、オフラインで予選をすれば良いはずなのだが、それもやろうとしなくなった。

 

ゲーフリも任天堂も、キャラクターとしてのポケモンはとても大事にしてきて、ポケモンセンターを始めさまざまな形で投資が行われてきた。

 

しかし競技としてのポケモンには、まだまだ投資を惜しんでいる。

というか発展するのを恐れているのかもしれない。

 

私はeスポーツとしてのポケモンバトルが、一定の社会的評価を得られることを望んでいる。

 

 

www.mikai.jp

 

が、それもまだまだ遠い未来での出来事になりそうである。

 

色カプ・テテフは素晴らしい

そして最後に、色違いのカプ・テテフにも全く罪はないことだけは強調しておく。

シングルパ使いも初手降参マンも、 みんな彼女(彼?)の魅力の虜になっていたのだ。

私自身は、色テテフが配布されなくともこの大会には参加していただろうが、色テテフでモチベーションがより大きくなったことは否定しない。

 

それだけ色テテフは素晴らしい、美しいポケモンなのだ。

私もレートで使う予定だし、皆さんもそれぞれのやり方で愛でてあげてほしい。