やすおかのポケモンなどブログ

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究極進化版DS登場。Newニンテンドー2DSLLの紹介・レビューと、3DSのこれまでの歩み

任天堂史上最も”奇妙な名前”を持つハードが7月13日に発売された。

 

その名も「New ニンテンドー2DS LL」。New3DSの新型なのにその名は"2D"。

一見すると3Dという進化をあきらめ、"退化"を受け入れたかのように見えるこのモデルだが――。

 

www.nintendo.co.jp

 

 

 

 

 

ニンテンドー3DSの歴史

 

今から6年半前の2011年2月に、任天堂はニンテンドー3DSを「メガネがいらない3DのDS」というキャッチコピーで売り出した。

 

その時、我々消費者の多くは思った。「3D機能なんて本当に必要か?」と。当時は映画やテレビなど、エンタメ業界全体に3Dのブームが吹き荒れていた。

任天堂もその流れに乗っかった格好だ。

 

ある者はこう危惧した。「バーチャルボーイの悪夢がよみがえるのではないか」、と。

 

だが発売後になると不安は一掃され、ニンテンドー3DSは瞬く間に携帯機の勝ち組ハードになった。

懸念された3D機能も、バーチャルボーイのような大げさなものではなく、手軽にプレイヤーへ新たな喜びを与えてくれる機能となった。私も新鮮な体験に少しばかりの感動を覚えた。

 

だが時は流れ。3DSにソフトが充実してくる頃になると、人々はこう思うようになってきた。

「3DSで最もいらないのは3D機能ではないか?」とね。

 

正直、なくてもいい。発売から2年も経つころには、そんな感想を抱くようになり、私自身も次第に3D機能は使わなくなっていった。

目が疲れることにも気づいてしまったからね。

 

中でも海外の人々は敏感だったのか、任天堂は2013年に3D機能を廃した下位モデルを発売した。

それが「ニンテンドー2DS」である。

 

2DSってただのDSだろうと山ほど突っ込まれた。

任天堂はこのハードから折り畳み機能という別に排除しなくてもいい部分までも排除し、これが明らかに安いだけの劣化モデルであることを強調した。

こちらの方にユーザーが流れてしまうことを懸念していたのだろう。おかげさまで最悪のデザインとなった2DSは、国内では2016年まで売られることはなかった。

  

それとほぼ同時期に、任天堂は改良版の「New ニンテンドー3DS」シリーズを開発しており、2014年に発売。

「Newニンテンドー3DS」はamiibo読み込みなど新機能を加え、3DSよりも高性能なCPUを搭載。まだまだ3Dが健在であることをアピールした。

 

 

 

しかし、それからさらに3年の時が流れた。昨年はポケモンサンムーンという目玉ソフトが、1部を除き3D機能非対応となった。

初代3DS発売から6年。最早3D機能が形骸化してしまったのは、任天堂としても認めざるを得ないところまできていた。

 

2017年7月13日、ついに石頭な任天堂も、こだわり続けた3D機能を排除した改良型を発売することになった。

それがこの「New ニンテンドー2DSLL」である。

 

このハードの発売と同時にNew3DSの方は生産終了が発表された。

New2DSLLはまさに後を託された形だ。

New ニンテンドー2DSLLの特徴 

今度の2DSは旧型の「ニンテンドー2DS」のような劣化モデルではない。折り畳み機能もamiibo読み取り機能も持ち、New3DSと同等のマシンスペックを持った携帯機だ。

 

軽量

  

歴代のLLシリーズの中でも最軽量という明らかに優れた点を持つ。

New3DSLLが329gなのに対し 、New2DSLLはわずか260g

通常のNew3DSは253gだが、それでもNew2DSLLの方がサイズが大きいのにほぼ重さは変わらない。

 

お値打ち価格 

New2DSLLの価格は税抜で14,980円

New3DSLLは税抜き18,800円

New3DSは税抜き16,000円

 

Newシリーズの中では最も格安である。これも明らかに優秀な点だ。

 

CPU、メモリ

15,000円帯に留めているので、ノートPCやタブレットのようなCPUクロック数やメモリ容量は望むべくもないが、それでも他のNewシリーズ同様に、旧型の3DSや2DSの倍のコア数、倍のメインメモリ容量を搭載している。

 

 

3Dがなくなったのは退化?

 

3D機能が排除され、2D機能だけになってしまったことは退化だろうか? 

 

違う。陸上で生活するようになった爬虫類が水かきを必要としなくなったように、いらなくなったから無くなったのだ。

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任天堂はいらなくなった機能を「切り捨てる」ことで進化する道を選んだ。これは「付け足す」よりも勇気のいる決断だ。

ましてや「3DS」と銘打って発売したものから、3Dを無くしてしまったのだから。

 

そういう意味でNewニンテンドー2DSLLは、3DSシリーズの究極進化版であり、おそらく最終進化版だ。

そして、ひいては2004年から続くDSシリーズの究極進化版で、集大成とも言える。

 

これ以上の進化は次世代機に託されることになるだろう。

ニンテンドースイッチという携帯機も兼ねるハードが登場した今、携帯機の未来がどうなっていくのかは想像もつかなくなってしまったが。

 

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